瓦礫の受け入れに反対しているのは、地元の方ではないという事実。

 NHKの[ 時論公論 「がれき受け入れ"拒否"の理由」]に以下の記載が有る。

町内会長などは、知事と大楠地区の人たちだけで話し合いたいと希望していましたが、ほかの地区や市外からも大勢の人が詰めかけました。予定の倍以上の人であふれ、肝心の地元町内会長たちは会場に入れませんでした。説明会では遠くからやってきた反原発や政治活動のグループが、知事の説明や質疑応答に野次や怒号を浴びせ地元の人たちが止めてもおさまりませんでした。
そして地元の人たちが一番知りたかった、持ち込まれる焼却灰の安全性の根拠や処分場の敷地にある活断層への備えなどについて、知事や担当者から納得のゆく説明を聞くことはできませんでした。


http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/100/113992.html

 ようするに、肝心の地元の方は説明会に参加出来ず、参加しているのは市外の部外者って、何だ此れ。その上、地元の方が制止しても、止めないって、どういう連中( *1 )なんだか。全ての説明会が同じかは解らないが、[ 反対しているのが誰なのか ]を、よく見極めないと、記事を誤読する可能性が有る。
 話題の島田市の場合も、

静岡県島田市に対し、「静岡県を守る会中部地域」と「安心して暮らせる島田をつくる親の会」の二つの市民グループが12日までに、受け入れに反対する2382人分の署名と要望書を桜井勝郎市長に提出した。

 署名者のうち約1500人が島田市民で、残りは市外

[ 2012年1月12日 11:10 ]


http://www.sponichi.co.jp/society/news/2012/01/12/kiji/K20120112002415170.html

と、誰が反対しているのか、実に怪しげ。それに、市民グループとは記載されているが、[ 島田市市民グループ ]とは記載されておらず、市民グループの所在が不明。名称だけなら、どうとでも付けられるし。ちなみに島田市の人口は102,485人なので、1500人というのは約1.5%に相当。
 いづれにしろ、島田市の場合、反対している1/3は部外者であり、又、反対しているのは、ごく少数と思われる。

*1:状況から見て、連中という言葉が妥当と判断。