東都三ツ股の図と東京スカイツリー

 歌川国芳の[ 東都三ツ股の図 ]に東京スカイツリーらしき物が有ると話題成っているようで(というか、相当前に話題に成っているようで、知りませんでした)、

位置もほぼ同じらしい。で、問題の部分の拡大図は以下となり、東京スカイツリーとは別もので、丸太で組み上げた物のように見える。
 これと良く似たものが葛飾北斎にあり、高さこそ低いが似ている。又、同じ歌川国芳でも似たものが有る。 浮世絵は基本的には写実主義のようで、存在しない物を描いたとは考え難い事から、井戸掘り櫓を誇張して描いたようだ。 ちなみに、歌川国芳はUFOらしき物を描いた物も有るようで、これかな〜。何か、微妙。
 又、没年を描いていたというのも有りますが... 、偶然でしょうね。