初期対応をミスっている様子。

 検索していて以下を見つけた。

どうも東電の判断ミスで、初期対応を間違えたようだが... 。Wall Street Journalのニュースソースが産経という事は無いだろうし、その逆も無いと思われる。又、両社の記述は大きく異なり、内容的にもズレがある。この事から、おおよそ正しいと考えても良いのでは無いかと思われる( 初期対応の記載部の事 )。
 但し、給水回復の見込みがないまま放置すれば、こうなる事は判りきっていた事でもある。渋ったからには、給水の回復見込みが有ると判断したと思うのだが、そこら辺の記載は無い。給水回復の可能性が有るかもしれないとして、現地調査に時間を浪費したという事だろうか。第一、資産保護を優先するなら、事態が悪化した場合に発生する費用も考慮すべきで、リスク管理としては変。いづれにしろ、渋った理由について、もう少し掘り下げて貰いたかった。ただ、判断を先延ばしにするのは、わりと日本には多いので( *2 )、確かな根拠もなく、給水の回復の可能性を模索していて、時間を浪費というのは有りそう。

補足

 検索エンジンで、当記事がワリと上位になるので、補足しますが、東電が渋った様子では有るものの、産経の内容を信じるのなら、一度は菅首相は納得した様子です。この事から、なんらかの合理的な説明が有った可能性が有ります。又、当初は、自ら情報収集を行わずに、情報が上がってくるのを待っていただけのように見える政府側の対応の問題もあり、東電に総ての責任が有るのかも不明。さらに、所轄官庁がどう動いたのかもハッキリしないので、現時点では、どの記事も憶測の範疇を超えるものではないというのが、個人的な感想です。

*1:後日追加。

*2:というか、殆どが先延ばしにしていて、重要な案件程その傾向が強く、むしろ、キチンと決断するのは稀。そのくせ、どうでも良い事や、明らかに斜め方向のような向きには素早く決断する。