お洒落なホテル
前々から、神田明神にお洒落なレストランが有るなとは思っていたが、まさか、それがホテルで、そこに泊まる事になるとは、予想もしていなかった。
神田明神の女坂のホテルなのだが、坂にホテルが立っていて、6階立てだがフロントとレストランは3階に有るという、面白い構造( *1 )。部屋にはソファとテーブルが中央に有り、ゆったりと出来る雰囲気で、窓は低め。今回は2階の部屋なので、坂の下側となり、窓の外は坂の側面なのだが、その側面は、いわゆる岩のような感じに装飾されていて、所々に鉢植えが置いてあるので、ホテル特有の圧迫感は無い。部屋の雰囲気も、まあまあだし、お風呂も幅が広く、窮屈な感じは無い。一般的なビジネスホテルだと、部屋が熱すぎたり、異様に乾燥していたりする事が有るが、そんな事もなく、非常に快適。又、エレベータ隣の部屋であるにも拘らず、とても静か。エレベータと部屋の間にバスト・イレを配置している構造で、かなり配慮して建物を設計した事が伺える。さらに、ベッドには、枕が高さ別に2種類容易されてるので、枕が気になる方でも大丈夫。朝食は、バイキングでは無く、給仕の方が持ってくる形式。パンにもマーガリンではなくバターが付いてくるし、予め新聞もテーブルに置いてある。チェックイン時は、エレベータまででは有るが、案内も有る。さらに、部屋の開け閉めは鍵を使用してるのだが、その鍵がレトロな感じで洒落ていて、細かい所への拘りが感じられる。もちろん、インターネットも可能で、有線方式だ。
基本的にはビジネスホテルなのだろうが、雰囲気的には、いわゆるホテルを感じさせるような努力が見られ、中々いい。で、肝心の料金だが、シングルで6000円〜7500円( 〜8200円 )( *2 )と、東京のビジネスホテルとしては普通という所だろうか。このホテル、穴場と言っていいだろう。秋葉原・神田・御茶ノ水界隈のエリアに要件が有るのなら、おすすめだ( *3 )。
ちなみに、神田と言えば、山の上ホテルだよね、と、調べてみると、料金も中々立派。ちょっと庶民には無理。部屋の雰囲気は、さすがによさそうなのですが。又、秋葉原と言えば、ワシントンホテルだよね、ということで調べると山の上ホテル程ではないが、こちらも結構立派な料金という事で、調べていて先のホテルに行きついたしだい。尚、ワシントンホテルだが、よくよく調べると、6,700円から有る様子だが、雰囲気は典型的なビジネスホテルと同じ様子だし、通常の案内には記載されていない。雰囲気に拘りつつも安く抑えたいのなら、まさに[ 坂のホテル・トレティオお茶の水 ]はお勧めだ。
補足
ワシントンホテルですが、久々に行ったらリニューアルしていました。いつ建て替えたんだか。
所で先の[ 坂のホテル・トレティオお茶の水 ]は神田明神の目の前なのだが、少々わかり難い。
まずは鳥居をくぐり、神田明神の門の前の道を右へ曲がり、突き当たりを右へ行くと女坂が有り、そこにホテルが有る。いわゆる男坂方面から行く場合は、男坂を登る前の道を左へ行くと、右手に女坂が有るので、その女坂を登るとホテルが有る。が、坂は登らず、鳥居側から行った方が楽だろう。大した距離でも無いし。
補足2
こういうお洒落なホテルだと、女性客やカップルが多くて、男性には利用しづらいと思う方はいるのではないだろうか。又、検索すると女性のblogでの記載が多い。なので、当初はその点を懸念していたが、立地条件が面白いので予約してみた。
で、実際はどうかというと、私の時は、男性客が大半で、女性客は見かけませんでした。1組だけ、年配の夫婦の方はいましたが。なので、あまり気にする必要はないようです。
*1:東京では珍しい。横浜だと、玄関が屋上や中間の階に有る建物は結構多い。
*2:曜日と予約方法により異なる。朝食代は別
*3:しいて問題点を上げるのなら、トイレがウォシュレットでは無かった事( 全部がそうなのかは不明 )と、騒音対策だろうが備え付けの冷蔵庫がペルティエ式なので、全然冷えないくらいだろうか。まあ、冷蔵庫がうるさいにの比べれば、はるかにマシではあるが。尚、トイレの問題につついてはホテル側も気づいているようで[ トイレの温水洗浄機につきましては以前より検討を致してきてはおりますが、構造面など諸条件に適した製品がなかなかみつかっていない状況で御座います。引き続き検討を続けて参りたいと存じます]と口コミにフォローが付いている。
