パネル討論について

取り敢えず、リンク集を作成。

 最初にお断りしておきますが、私自身は先の討論会には出席していないので、あくまでもネット上での感想です。又、この種のBlogが総じて分かりくい物が多く、誤認している可能性もありえます。


 さて、この事件の肝は以下の2点だ。

  • 被害者の方の名誉回復
  • このような事件を2度と起こさないように、建設的な方向へ進めるにはどうするのか。

当然、此の為には、

  • 事件の原因。
  • 関係者がどういう判断を下したのか。

という事を調べないと、どうしょうもないし、これは悪者探しではない。結果として断罪されても致し方ない人物がででくるかもしれないが、それを悪者探しなどと称して臭い物に蓋をしようとするのはいただけないし、事件の内容を知らずに判断する事も出来ない( *1 )。
 何れにしろ、こういう討論会を開くのなら

  • 詳しい専門家を最低でも1名はオブザーバとして招いて置く(今回は技術と法律が関係するので2名。本当なら法律系は2名必要なので、3名が望ましい。)
  • 一般的来場者向けと復習も兼ねて、事件の流れ・背景・原因や、これまでに判明している事等の事前説明を冒頭に行う。
  • 参加者には事実誤認が無いように、事前に事件の詳細な資料等を送付して置く。

は必須だ。そして、[ 建設的な方向 ]という事を考慮すれば、法律系の専門家とは弁護士か検事経験者相当だ。もし、学者を呼ぶのなら、出来る限り現実的で、明解で分かりやすい説明の出来る人物を選択すべきであり、当然、分野も直接の専門家となる。所が[ 法 + 哲学 ]だ。一体、何を議論するつもりだったのだろう( *2 )。

*1:当事者の内、被害者と警察を除く肝心の図書館とMDISがダンマリなので、どうしてもそこら辺について詳細に調査せざるを得ず、それが事態を理解していない人には悪者探しに見えるようだ。

*2:主催が経営サイドな点で、当初から一抹の不安は有ったのですが...