Radeon HD 5870 その3
折角購入したので、
- celestia
- googleearth
- Tomb Raider III on VMware
等を試して見たが、特に変化は見られない。なので、LinuxではHD 4800シリーズでも十分なくらいなのだろう。確認はしていないが、多分3800シリーズでも十分なハズ。しいて言うなら、コアクロックよりも
- メモリクロック
- メモリバス幅
の方が影響が強いかもしれない。いづれにしろ、dnetc以外では使い道が無い。まあ、Vine はカーネルのアップが比較遅いので、その時点で動作する最新のグラフイックボードを使用していないと、後々苦労する事が有るかもしれないという点ぐらいだろうか。実際 4.2の頃にグラフイックボードをアップしようとしたら、HDシリーズは動作せず( *1 )使用出来るのはXシリーズのみ、新品としてのXシリーズは殆ど流通しておらず、買っておけば良かったと臍を噛んだ。結局、中古を購入して事なきを得た。まあ、中古でも問題は無いのだが... 。
さて、HD 5870だが、時折ファンの回転数が上がるようだが、4890に比較すれば音は低いし、暫くすると回転数が下がる。4890は高速回転しっ放しだったから、この差は大きい。
補足
各種計測用ソフトではアップしている。Linuxの場合、GPU 性能を極限まで追求するようなソフト自体が殆ど無いという事だろう。面白いのは、dnetcでは2倍にアップしたのに、各種計測ソフトでは6〜7%のアップに止まり、ssystemでも26%しかアップしていない。ボードの性能からみて、最低でも50%のアップが有っても良いハズだ。もっともssystemは、32Bitから64Bitに移行した時に1/2に成ったが、これはkernelに依るものだろう。
*1:HD2400は2Dのみなら動作する。