岡崎市立中央図書館とMDIS

 はてブにも記載したが、

  • 2010-08-28(土) : やなせ太氏と高木氏のTwitter最終更新?
  • 2010-08-31(火) : 一般質問通告内容の告知
  • 2010-09-01(水) : 図書館の告知
  • 2010-09-03(金) : MDISの告知
  • 2010-09-06(月) : やなせ太氏の一般質問

と立て続け( 不起訴処分が出たのは2010-06-14 ) 。記事等には出ても、自身からは告知していなかった図書館が、今頃になって告知したかと思ったら、2日後にはダンマリを決め込んでいたハズのMDISも告知。しかも週明けには、やなせ太氏の一般質問。

 その上、両告知共に、それなりの組織のそれなりの人物が書いたとは思えないくらい、極めて稚拙。特に三菱側は、対外文書にうるさい人物がいてもおかしくないハズなのにだ。
 思うに、両者で示し合わせて、慌てて出した感がなくもない。さすがに日付は別にしたが余裕が無いので、それ程離すわけにはいかなかったという所だろうか。公式見解を告知して、[ システムには不具合は無い、全ては大量アクセスした側が悪い ]という方向でやり過ごし、ひたすら事態が沈静化するのを待つ積もりなのだろうか。それとも、そう思わせておいて、何か高度な議会対策の切り札を隠し持っているとか... 。いづれにしろ、両者の告知は連動している可能性が有るので、突き合わせて読んだ方が良いのかも知れない。

 それにしても、図書館側の言動が解せない。蜥蜴の尻尾切りではないが、メーカに責任を押しつけて、知らぬ存ぜぬを決め込めば、早く沈静化出来た可能性が大きい。にも関わらず、現実にはメーカをかばっているとしか思えないような、非常にリスキな行動を取っている。正直、責任云々以前に、リスク管理も出来ていないのかと呆れてしまう。これは何故だろうか。

 さらに、三菱側の対応が変だ。大手メーカの場合、実質的な作業は下請けに出して、自らはマネジメントしか行っていないのが通例。なので、下請けに責任を押しつけて、[ 今後は管理体制を強化します ]とする方法も有りそうなのにだ。その場合、両者共に被害者の方に謝罪し、図書館側は被害届を取り下げ、三菱側はなにがしかの迷惑料を出せば、一応は何とかなる可能性がある。
 どうも、両者共に何らかの理由で、抜き差しならない状態に陥っているのかも知れない。例えば、警察に虚偽の報告をした為に、いまさらの方向転換は、自分たちに返ってくるとか。それとも... 、まあ、根拠があるわけでもなく、上記は単なる推察に過ぎない、この辺で止めておきましょう。
 所で、もう1点、気になる点が有るのだが、本筋とは関係無いので後日。

補足

 くだんの図書館の告知だが、岡崎市のトップページからもリンクが貼られている。つまり、この告知は、岡崎市としての告知でもあるという事のようだ。

これは、図書館という下部組織だけでなく、岡崎市という組織そのものに、何か問題が有るという事だろうか。
 それにしても再三言うようだが、両者共に告知文が稚拙、当初、図書館側は図書館内部だけと考えていたが、岡崎市としての正式な告知となると、それなりの経路を通って出たとは思えない文章なのだが... ( *1 )。

*1:ITの知識の事ではない、対外文書の記述そのものが稚拙。