計算尺

 持っていたのですが、5年程前に廃棄してしまいました( マニュアルも残っていたのですが )。まさか、既に世の中から無くなっているとは思ってもいませんでしたので。現在、一般的には流通していませんから、今思うと残念な事をしたな〜と。それにしても、こんなに早く無くなるとは。同じように世の中から淘汰されたのがタイプライタ。まあ、これは仕方がないのですが、さすがに計算尺が無くなるとは予想出来なかったというか、考えが及ばなかったですね。多分、計算速度は電卓よりも早いハズですが、加減算が出来ない事が致命的だったんでしょうね。
 で、この計算尺ですが、殆ど使用していませんでした。何故かというと、ほぼ同じ時期にカシオのfx-19を入手していたからなんですね( 購入したのではなく景品。当時9,800円 )。なので、使用方法も覚えていません。
 さて、その電卓ですが、カシオ・シャープ・キャノンと使用した挙げ句に、結局使いこなせなくて、現在はヒューレット・パッカードrpn電卓を使用しています。最初は逆ポーランド記法なんてと思っていたのですが、カシオの電卓が余りにも使いにくい。なんか良い電卓は無いのかとwebで探していて、目に止まったのがrpn。物はためしという事で、web上でrpnを使用してみたら以外と簡単。数十分程度で覚えられました。で、こんな便利な物が有るのかという事で、rpnを購入しようとしたら、ヒューレット・パッカードが撤退したとかで、唖然。結局、再開した為、購入出来たわけではありますが。
 一般的に、

  • 優れた道具は、最初に急激な一山が有るが、それを越えれば後は平坦なので楽。
  • 簡単な道具は、急激な山は無いが延々と続くなだらかなスロープが有り、終わりが無い。

という傾向が有り、まさにrpn電卓は最初に一山有ります。ですが、それは数分から数十分で越えられる山。同じ事がLinuxWindowsにも言えます。しかもWindowsは、勉強しても所詮は使いこなしの技術に過ぎなかったりする。